夜寝る時間は何時がいいの?仕事や健康にも影響する理想の就寝時間は?

LIFESTYLE

みなさんは普段何時ごろ就寝につきますか?

ゲームや動画を見終えた後?

 

毎日不規則な時間に眠りにつかれる方も多いはず。

 

健康のことを考えると毎日同じ時間に就寝につき、同じ時間に起きるのが理想とされていますが、実行できている方はどれほどいらっしゃるでしょう?

 

ここでは入眠の理想の時間など、研究結果も踏まえて書いていこうと思います。

 

理想的な睡眠時間は午後10時10分

理想的な睡眠時間や、その時間に寝ることによって身体に起こりうる影響などをご紹介いたします。

 

なぜ午後10時10分?

なんとも適当に決められた数字のように感じますが、意外と皆さんはこの数字を色々なところで見たり体験されていらっしゃるのはご存知でしょうか?

 

自動車教習所ではハンドルを持つ位置は10時10分と教わったと思います。

あと、腕時計を販売しているメーカーのカタログをご確認いただくと、ほとんどのメーカーが約10時10分になっています。

 

話がズレてしまいましたが、充分な睡眠をとれていると答えた人たちの睡眠パターンの統計をとると午後10時10分頃に就寝についていることが分かりました。

 

人は平均して深い眠りに陥るまでに平均して15~20分程度の時間を要します。

10時10分に眠りにつくことにより、深夜前に90分のレム睡眠を得ることが出来るようになります。

 

この時間に寝ることによりほぼ確実に推奨されている7~8時間の睡眠を得ることが出来ます。

 

決まった時刻に就寝している方たちは

寝起きに影響しているものは正しい睡眠パターンで、定時に就寝している人の80%以上が正しい食生活や運動の習慣の維持が出来ているという研究結果もあり、健康的な体形の維持をされている方も多いです。

 

なぜ就寝時間がそこまで影響を与えるかというと、起床後のパフォーマンスにあります。

 

夜更かしをせず、理想的な睡眠時間をとっている人は肉体的にも精神的にも安定し、脳の働きも活発になり前向きに行動するようになるからです。

 

充実した一日の始まりは、実は前日の夜の行動から始まっています。

 

睡眠が不快なものであれば、日々多々ある選択を誤ってしまったり、仕事や家事や運動などを翌日に回したりやる気や効率に関わってきます。

 

たかが寝るだけの行為ですが、人生の3分の1はベッドの上で過ごしていますし、睡眠を充実したものにすることにより心や体のバランスを保つことが出来ます。

 

 

午後10時10分の就寝が質の良い睡眠を与えてくれる

質の良い睡眠が与えてくれるいい効果を4項目でご紹介いたします。

 

集中力、記憶力、問題解決力、認知力を上げてくれる。

350mlの缶ビールを飲んだ場合の血中アルコール量0.2~0.3に対し、24時間の徹夜は血中アルコール量0.1に相当し、体への影響があると言われています。

酔ったような状態では適切な判断は出来ませんよね?

 

睡眠不足で頭が働かず、聞いたことも頭に入ってこなくて仕事の効率が低下した経験は誰しも一回はあるはず。

やはり充分なフォーマンスは睡眠からですね!

 

体の回復力が上がる

毎日7~8時間の睡眠時間をとることにより体の免疫力も高まり、風邪やウィルスに対する抵抗力も高まります。

睡眠は翌日にいいパフォーマンスをするためのメンテナンスの時間だと思い大切にしましょう

 

よくマンガなどでも『肉食って寝てれば治る!』なんてシーンもありますが、栄養と睡眠という面で理にかなっているのです(^-^)

 

運動能力が高まる

規則正しく充分な睡眠をとることにより反応速度がアップし、怪我の頻度が低下し、正確性やスピードの向上が得られメンタルエラーの低下など、パフォーマンスに多大なる影響を及ぼします。

 

一流のプロスポーツ選手が寝具に関するCMに出ていたり、熱く語ったりしているシーンなど見たことありませんか?

彼ら彼女らは一流のプロなので、いかなる時も妥協を許しません。

なので、睡眠中もプロフェッショナルとして一番いいコンディションで入眠、睡眠、起床をし、翌日のパフォーマンスを最大限に生かせるよう努力し続けているのです。

 

そのくらい睡眠は大切なものなのです。

 

太りにくくなる

睡眠障害に陥るとついつい夜食を食べたくなってしまうのですが、その理由は『グレリン』というホルモンを分泌し食欲が増してしまうことです。

グレリンが分泌されている間は、食欲を抑える『レプチン』は分泌されません。

 

しっかり睡眠をとっていれば、人間の体は正常にホルモンを分泌し食欲なども制御してくれるのです。

 

ダイエットを実行している方、これから始めようと思っている方は睡眠に関してのことを一度見直してみては?

 

 

質の悪い睡眠が与える悪影響

入眠時間や質によってさまざまな悪影響を及ぼす可能性もあります。

こちらでは悪影響を5項目でご紹介いたします。

 

心臓病や脳卒中のリスクを高める

長期的な睡眠不足は徐々に体に悪影響を与え、肥満から高コレステロールになり、糖尿病や高血圧、心臓病や脳卒中を引き起こすといわれています。

 

6時間以内の睡眠時間の人は、7~8時間の睡眠時間の人に比べ心臓病での死亡率が1.5倍になると言われていて、脳卒中の発症率や死亡率が15%程度上がるとも言われているのです。

 

感情が影響を受ける

鬱や不安障害は睡眠障害からということも分かっています。

鬱病患者の90%以上は何らかの睡眠障害を患っているといいます。

逆もしかりで、十分な睡眠が得られていない人は鬱を引き起こしやすくなります。

 

負のスパイラルに陥ることになりかねません。

 

体中で炎症が起こる

しっかりした睡眠がとれていないと炎症が起こり、もしすでに炎症性疾患を患っている場合はその症状によって更なる睡眠障害を引き起こす可能性があります。

 

睡眠障害と炎症は相互関係にあり、どちらか一方が起こるともう一方も悪化します。

 

人間関係悪化につながる

他人に対するリアクションや感情表現は充分な睡眠がとれていない場合、眠気やダルさにより人と関わることに面倒さを覚え、感情のコントロールも効かなくなってきます。

 

職場や学校で頭ボサボサで辛そうにしている人に声をかけたら『寝不足で辛いから、今は放っておいて』などと言われた経験はありませんか?

 

太りやすくなる

前半でもご説明いたしましたが、決まった時間に充分な睡眠をとっている方とそうでない方では、分泌すされるホルモンが違いダイエットにも多大なる影響を与えます。

 

グレリン』と『レプチン』の関係は切っても切り離せません。

グレリンを分泌させないような睡眠習慣を会得すれば、ダイエットにも大きな効果を得られるでしょう。

 

 

まとめ

以上のように、就寝時間により体は多大な影響を受けてしまいます。

 

あくまで目安なので各々で微調整していただき、自分に合った就寝時間を見つけてください。

 

人は習慣が根付くまでに3週間かかると言われているので、健康になりたいと思っていらっしゃる方は、まず3週間から試してみてはいかがでしょうか。

寝つきが悪い方や眠りが浅いという方は、寝具や照明や寝る位置などを見直してみてはいかがでしょうか?

 

よりよい睡眠が得られるように祈っております(*’ω’*)

 

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