逆に太ってしまう!?有酸素運より効果的に脂肪燃焼する方法

HEALTH & DIET
理想的な体形を手に入れるには酸素運動をたくさんこなせばいいと思っていませんか?
ダイエット中の方がよくする誤解です。
有酸素運動の間違った知識が、頑張っているトレーニングの妨げになることも。
こちらのページでは間違った知識を修正し、より効率よく有酸素運動に励めるようご案内いたします。

有酸素運動の間違い

間違った知識を9項目に分けてご紹介いたします。
最後までお読みいただき普段の運動に活かしてください(‘ω’)ノ

1.筋トレをせず有酸素運動ばかりしすぎ

残念ながら有酸素運動は減量には不向きです。
意外にも痩せたければ筋トレをしたほうが効率がいいのです。
筋トレは除脂肪筋肉量を増加させ、脂肪蓄積を減少させ代謝を向上させます。
筋肉量が多ければ多いほどより多くのカロリーが毎日消費されるということはトレーナーの中では常識中の常識となっています。
有酸素運動の数倍のカロリーを消費してくれる筋トレもあります
ジョギングで1.6キロを6分のペースで走った場合20kcalしか消費できないのに対し、ダンベルでは20kcalを1分で消費できてしまうのです。

2.低強度の筋トレばかりしている

低強度運動の方が消費カロリーが高いと信じられていて、ヨガやエアロビクスなどの有酸素運動を習っている方も多いですが、脂肪燃焼ということに関しては筋トレの方が効率がいいのです。
低強度運動は通常運動の50%の脂肪燃焼を得られ、高強度運動は35%程度の脂肪燃焼と言われています。
そのため、低強度運動をしているときにの方がより多くの脂肪燃焼が得られているように感じますが、実は高強度運動の方が低強度運動を効率で上回ります。
なぜかというと、高強度の運動をした場合は運動中も運動後も多くのカロリーを燃焼してくれます。
高強度の運動は脂肪消費効果が最大24時間持続するため、普段の生活をしている間も脂肪燃焼を行なってくれているからです。

3.空腹の状態で有酸素運動をする

普段から空腹状態で有酸素運動をされてはいないでしょうか?
恐らく理由は、空腹状態で有酸素運動をすると体に蓄えられている脂肪を使用してくれるという理論からではないでしょうか。
実は間違いではないのですが、逆効果になる恐れもあります。
有酸素運動で使用する筋肉は、大部分のエネルギーを炭水化物や脂肪から得ています。
なので、体についている脂肪から優先的に消費してくれると思いきや、実は筋肉や血流中の脂肪や炭水化物を優先的に消費します。
逆に空腹時に運動をすると脱水状態や高血糖になりやすくなり、体が脂肪を燃焼する状態になりにくくなります。
理想は運動を始める1時間〜1時間半ほど前に何か食べておく方がよいでしょう。
おすすめは消化のいい食品や果物などです。

4.有酸素運動をしているから何を食べてもいいと思っている

ご存知の通り、消費カロリーと摂取カロリーのバランスによって脂肪が減っていきます。
しかし、一年かかっても1〜2キロしか落ちず、ダイエットを断念してしまう方も多いはず。
ここを改善しなければ、何時間走って努力しても全て水の泡です。
食事を見直し不健康な食品を除くことでスムーズにダイエットできます。
量と質を改善すれば体が軽くなり、質の良い睡眠が得られ、翌日もよいパフォーマンスを発揮できることでしょう。

5.常に同じトレーニングをしている

一種類の有酸素運動を続けているという人は多いと思います。
トレーニングを多様化し同じ箇所ではなく体を満遍なく使うトレーニングをすると良いでしょう。
同じところばかりトレーニングしていると、前回より少ないエネルギーでその運動をしてしまうので効率が悪くなるからです。

6.有酸素運動のしすぎ

有酸素運動のし過ぎは徐々にストレスになり、コルチゾールという物質を生み出します。
コルチゾールには脂肪を燃焼ではなく蓄積する働きがあり、ストレスを感じながらトレーニングをすればするほどコルチゾールが増え体重も増加し、負のスパイラルに陥ります。
コルチゾールは食欲調整のホルモンにも悪影響を与え、空腹を感じてしまいその空腹感も持続してしまいます。
適度に運動内容を変えトレーニングしましょう。

7.有酸素運動中に軽いウエイトを使用する

たまに軽いダンベルを持って走っている方を見かけますが、正直言って効果は薄いでしょう。
ダンベルを腕のクッションで体の負担にならないようにしてしまい、有酸素運動に集中できず、更に有酸素運動のための体力も奪ってしまいます。
筋や膝を痛めてしまったりする可能性もあります。
筋トレと有酸素運動は別々で集中して行うことが理想といわれています。
ただし、ウエイトベストは胴体に巻くもので、体全体に効果がいきわたるので効果はあるでしょう

8.有酸素運動を充分に行なっていない

週3回30分の有酸素運動では健康を保つ程度の運動にしかなりません。
体重を減らしたりスリムになりたいという場合は、最低でも週4日の心拍数が上がり適度に辛いと思うようなトレーニングを行ってください。

9.有酸素運動後に筋トレ

有酸素運動後に筋トレをすると、筋トレに使う充分な体力が残っていないため効率が極端に下がります。
高強度の運動になればなるほど別の日に行なった方が運動に集中でき、より多くのカロリーを消費できます。
曜日毎でスケジュールを組み、今日は有酸素運動、今日は筋トレなど効率よくトレーニングをしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

有酸素運動はしっかりとした知識さえ持っていれば、より効率を上げることが出来ます。

ダイエットをする場合、メインは筋トレで有酸素運動は軽めの締め程度に考えていただければと思います。

 

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