本当に知っていますか?太陽光が与える影響のメリットとデメリット

HEALTH & DIET

夏になったら海に行かれる方も多いはず。

 

人の肌は日光に当たると日焼けをしますが、日光は身体に様々な影響を与えます。

人によっては害をなすと言いますし、また違う人は日光を浴び健康になったなど。

 

このページでは、日光を浴びた時に身体にとってどのような影響があるかメリットやデメリットなどをご紹介していきます。

 

日光を浴びることによるデメリット

季節によって紫外線の強さも変わりますし、体への影響も大きく変わります。

まずは太陽光が人体に及ぼすデメリットからご紹介。

 

目への悪影響

目を太陽光に長時間晒してしまうと、角膜が紫外線によって焼かれ傷がついてしまい、光線角膜炎になることも。

光線角膜炎は数日で治ることが多いのですが、繰り返し太陽光に目を晒し続けていると白内障黄斑変性症になり、後遺症が残ることもあるようです。

 

唇への悪影響

人間の皮膚は通常、13~15層で出来ています。

しかし、唇を覆う皮膚細胞の層はわずか4層で、粘膜と皮膚の間と言われ表に出ている皮膚の中で非常に弱い箇所になります。

唇には皮脂腺や汗腺がなく、真っ先に乾燥しひび割れを起こしてしまうのです。

 

髪の毛への悪影響

日焼けをしているときに真っ先に影響を受けるのが髪の毛です。

髪の色は髪自体に含まれるメラニンの量に依存します。

 

メラニン色素というのは、大量の紫外線を受けると変色する性質を持っています。

日焼け中は髪から水分が奪われ、乾燥しもろくなります。

キューティクルもなくなりボサボサ、パサパサな紙質になってしまうのです。

 

爪への悪影響

爪は一見影響を受けなさそうですが、意外に水分を奪われもろくなってしまうのです。

時間が経てば生え変わるので気にされない方もいらっしゃると思いますが、手がきれいな人を好む方も多いので印象は低下してしまうかも。

クリームで対策必須ですね。

 

顔への悪影響

顔は被害が一番出やすく、夏になると慢性化してしまう方も多いはず。

強い紫外線はフリーラジカル・活性酸素を生み、顔の肌を守っているコラーゲン繊維を破壊していってしまうのです。

このせいで肌のたるみやシワが出やすくなってしまいます。

 

顔にあるシワの80%の原因は太陽光が原因であるとも言われています。

 

免疫系への悪影響

日光を6時間以上浴び続けると、体内の免疫システムが弱まり通常のパフォーマンスの3分の1以下に落ちてしまうともいわれています。

これにより、皮膚ガンや皮膚感染症のリスクが高まります。

 

肌への悪影響

肌の老化は年齢ではなく光の影響が締めているということが分かってきています。

肌の老化は紫外線浴びた時間と量に比例し、日焼け止めやアフターケアを怠ると皮膚の回復が追い付かず、肌が疲弊しシワやシミとなって表面化してきてしまいます。

 

メラノーマ(皮膚ガン)の危険性

日焼けは軽度の火傷なので、体は修復しようとします。

そのときに損傷した細胞を修復出来るのかを判断する際に、誤った判断が起こり修復の段階で欠陥を持った細胞に変化してしまい基底細胞ガンとなります。

 

更に、一部が突然変異によりメラノーマと化す場合があります。

UVカット対策でこれらを防ぐことは十分可能です。

 

 

 

日光を浴びることによるメリット

日光のことを『ただの光や熱』のように感じていらっしゃる方も多いと思いますが、実は人体に様々な効果をもたらす優れた光や熱なのです。

 

ここからは日光を浴びることによって起こる人体にとっていいことをご紹介!

 

ビタミンDを生み出せる

ビタミンDは皮膚のコレステロールが日光と相互作用したときに生成されるもので、日光浴でビタミンDが増えることで2型糖尿病の予防にもなり、コレステロール値が下がることも分かっています。

 

うつ病への効果

うつ病は特に冬に発症しやすいのですが、日光の不足と密接な関係にあるといわれています。

太陽光を浴びることによりSAD(季節性情動障害)に効果的ということもいわれています。

 

妊娠する確率が上がる可能性も

メラトニンというホルモンがありますが、女性にとってメラトニンは妊娠する活動を阻害してしまいます。

日光浴を15分以上することによりセロトニンというホルモンが出始め、メラトニンの活動が低下し妊娠しやすくなると言われています。

 

男性にとっての日光浴にもいい影響があり、ビタミンDの血中の濃度が上がりテストステロンレベルも向上することにより妊娠しやすくなります。

 

ダイエット効果

太陽光を浴びると、体内のセロトニンのレベルが上昇し、幸せ指数が上がり食欲を抑えてくれます。

夏場に食欲が減るという経験はありませんか?

 

夏場のダイエットは冬場より向いているということですね(^-^)

 

 

まとめ

いかがだったでしょか?

一言で日光浴といっても様々な効果があり、いい影響や悪影響まで多岐にわたります。

日光浴をより良いものにするためにルールを作り、それを守りましょう。

 

  • 長時間の日光浴はしない
  • 日焼け止めは必ず塗る(こまめに塗り直し)
  • 日光浴が終わったらローションでスキンケア
  • 10~14時は紫外線が強いので要注意
  • サングラスを使用し目を保護

 

など、独自のルールを作ることをお勧めします。

 

太陽との付き合い方も考え、健康な体を手に入れましょう(‘ω’)ノ

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