最近は、VEGAN(ヴィーガン、ビーガン)という言葉はよく聞くようになってきましたね。
僕も最近、気になっていていろいろと情報収集しているのですが、やはりメリットやデメリットがあります。
これから始める方にとっては気になるところだと思いますので、簡単にまとめご紹介していきますのでご覧いただければと思います(‘ω’)
VEGAN(ヴィーガン、ビーガン)を初めて聞いたという方はこちらのページをご覧ください(‘ω’)ノ
関連記事:【ヴィーガンとは?ベジタリアンとの違いやおすすめレストランなど】
ヴィーガンのデメリット
ヴィーガンはかなりシビアな食事制限をおこないますので、デメリットや注意点・苦労などを知っておかなければ心身ともに疲弊しかねません。
まずはデメリットからのご紹介になります(^-^)
外食が大変
やはり、ベジタリアン専門の店がまだまだ少なく、さらにハードルが高いヴィーガンの食事となると場合によっては事前の予約が必要になることも。
添加物や産地など店の信頼度も必要になるため、お店探しは慎重にならざるを得ません。
気づかないうちにカツオだしの料理を摂取していたという話も…。
周りに気を使わせる
お店を選ぶときには野菜が多くヘルシーなお店を選ばざるを得なく、取り分ける時にもアレはダメ、コレはセーフなど気を使わせてしまうことも。
食事の話題のときに楽しそうな内容でも料理によっては話題に入れないし、『食べてなかったね~ごめん』と謝られたりして申し訳ない気分になる。
逆に肉を食べさせられそうになったりなど、からかわれることもあるようです(+o+)
お金がかかる
食材はかなりこだわるため、産地や天候によっても野菜が値上がってしまうこともあり、状況によっては肉料理より値が張る場合も。
あと、調味料にこだわったりすると調味料代だけでそこそこの出費になるようです。
『飲み会に誘われ参加した時に、ほとんど食べてないのに割り勘にされて損した気分』などの声も(^_^;)
乾燥肌に悩む
ベジタリアン(ヴィーガン)=乾燥肌ではないのですが、栄養に関する豊富な知識が必要で、ベジタリアン人口の多いインドでも毎日体にオリーブオイルを塗って乾燥を防いでいるというのです。
対策としては、【不飽和脂肪酸・コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド】を摂取をすることで、保湿効果が高まります。
【不飽和脂肪酸】・・・・ オリーブオイル、なたね油、えごま油、ナッツ類など
【コラーゲン】 ・・・・ 大豆
【ヒアルロン酸】・・・・ オクラ、アロエベラ
【セラミド】 ・・・・ 小麦、大豆、キビ、ほうれん草、発芽玄米
体調が悪くなり、元気がなくなる場合も
なんでも気にせず食べていたころより元気がなくなったり、体調を崩してしまう方が意外と多く、ヴィーガン生活をやむを得ずやめてしまう方も。
そのほとんどが必要栄養素不足にあります。
菜食にすることで不足しがちな栄養素としては【タンパク・カルシウム・鉄分・亜鉛・ビタミンB12・オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)】です。
女性は鉄分が不足すると貧血になったり、いろいろと大変なことに…。
上記の不足しがちな栄養素は下記で摂れます!
タンパク質 ・・・・ 大豆、ナッツ類、いんげん豆
カルシウム ・・・・ ごま、ひじき、わかめ、チアシード
鉄分 ・・・・ 焼き海苔、大豆、湯葉(乾燥)、ひじき
亜鉛 ・・・・ ごま、パンプキンシード、カシューナッツ
ビタミンB12・・・・ 海苔、※他にはないためサプリメントで代用
オメガ3脂肪酸・・・ えごま油、亜麻仁オイル、チアシード
不足しがちな栄養素を補えることを知っていると安心ですね(^-^)
ヴィーガンのメリット
ヴィーガンのメリットとはどのようなものなのでしょう。
身体に与える影響などを中心にご紹介していきます(‘ω’)
体調がよくなる
糖質過多の食生活をしていた方などは、胃腸の調子や血流も改善することから、肩こりや頭痛などが減り徐々に体調の変化を感じる方が多いのです。
簡単に言ってしまうと、『いいものを食べたから体調が良くなった』のではなく、『悪いものを食べなくなり体調が良くなった』のです。
つまり、より本来の動物的な食生活に戻ったからなのです。
現代人は栄養過多ということがよくわかります。
ダイエット効果
体に溜め込みやすいものが極端に減るので、自然と体重も落ちていきます。
無理に痩せるのではなく自然に痩せますし、ヴィーガン食を続けている間はほぼリバウンドはしません。
ただ注意していただきたいのは、栄養素をしっかり摂取しないと体重と同時に筋肉まで落ちやつれてしまい、逆効果になってしまいます。
生活習慣病のリスクが極端に減る
塩分や糖質も少なく、体にいい植物性の脂質を摂取することにより、血流もサラサラで腸や内臓への負担も減り、生活習慣病のリスクが極端に減ります。
デメリットで食費は増えるといいましたが、生活習慣病などの疾患にかかるリスクが極端に減るため、病院にかかることが少なくなり医療費が減るといった声もあります。
コンビニ食やネットでも気軽に
最近ではナチュラルローソンやファミマが力を入れている印象があるのですが、ベジタリアン向けの食品も増えています。
素焼きナッツやお菓子までオーガニックに力を入れているようで選ぶのが楽しくなりますね☆
【森永製菓】 マクロビ派ビスケット<フルーツグラノーラ> 6袋入り
美味しいのにヘルシーで食べ応えあり。
12種類のマクロビ素材を利用し、動物性原料・バター・マーガリン・白砂糖を一切使用していないので安心です。
【マルコメ】 ダイズラボ 大豆のお肉 大豆ミート 乾燥ブロック 90g
肉の代わりに料理にポンっと入れるだけ。
お湯で戻す必要がないため簡単です。
ミンチ・フィレ・ブロックの三種類からお選びいただけます(^-^)
【ニュータッチ】T’s NOODLE 担担麺 67g×12個
動物性食材を一切使用しないレストランとして有名な東京・自由が丘の『T’s レストラン』とのコラボ商品です。
動物性食材はもちろん、化学調味料とアルコールも一切使用していない業界初のカップ麺 。
担担麺以外に酸辣湯麺もあります。
意外とスイーツも食べられる
ヴィーガンは動物性原料・バター・マーガリンなどを使用できないのでスイーツも諦めなければならないとお思いの方も多いはず!
しかし、意外に食べられるものは多く、タルトやケーキやマフィンなど様々な料理が作られています☆
こちらでレストランのご紹介もしているので、ぜひご覧ください(‘ω’)ノ
関連記事:【ヴィーガンとは?ベジタリアンとの違いやおすすめレストランなど】
まずはセミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)から
いきなり”ヴィーガンになります!”というのもいいとは思いますが、やはり体調の面や精神的な面を考えると段階を追っておこなう方が何かと負担が少なくて済むと思います。
まずはセミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)から始めてみてはいかがでしょう?
セミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)とは?
セミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)は、基本的にベジタリアンと同じような野菜のみの食生活をおこないます。
しかし、栄養面や生活、ストレスなどの観点から完全に食べないというわけではなく、週に一度にしたりどうしても食べたい日のみ食べるなどフレキシブル(柔軟性のある)な食生活をおこなう人たちです。
個人個人で決まりを作るので、動物性食品を口にするペースも人それぞれです。
動物性食品の摂取量が減るので、少なからず屠殺される動物は減りますし、栄養面やストレス軽減など健康にもいいという両面を持っています。
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まとめ
いかがでしたでしょう?
ヴィーガンになることは意外に簡単なことではなく、栄養に関する知識も必要ですし、思想を強く持ち継続する努力も必要になることがわかると思います。
体質によっても向いている方、向いていない方もいらっしゃると思いますので、まずは無理せず肉や魚だけを控えるところから始めてみてはいかがでしょうか?
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