農薬でアレルギー発症のリスクが。乳幼児への影響や安全性と危険性

HEALTH & DIET

スーパーで美味しそうな果物や野菜を手にしたときに違和感を感じたことはありませんか?

不自然なほど綺麗で光に当たるとピカピカと輝いたり。

 

農薬により害虫から守り、ワックスなどにより磨かれ皆さんの自宅で調理されるのです。

 

じつは、日本の農薬使用率は全世界で見てもトップクラス!

中国に続いて2位なのです。

 

農林水産省は『既定の使用量範囲内なので安全』としていますが、農薬を摂取することで神経系の疾患を患うこともわかっていますし、完全に安全とは言い切れません。

 

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過去には農薬散布中に死亡事故も

雑草や害虫は生産者にとって大敵でしたが、現在では農薬の散布によってコストや労力がかなり軽減されたことは言うまでもありません。

 

しかし、植物や虫が死滅するということは人間にとっても少なからず影響があり、過去には農薬の散布中に誤って農薬を吸い込み死亡するという事例が年間十数件発生していました。

現在では農薬の質も向上し死亡するまでは至りませんが、農薬が散布されていることは変わりありません。

 

普段摂取されている野菜や果物には残留農薬が付着しているため、微量ながら農薬を摂取していることは変わりないのです。

その微量の農薬の影響を受け、日々悩みを抱え過ごしている子供や親御さんがいるのが実情です。

 

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農薬は神経毒

農薬の働きとしては、虫の神経系に作用し興奮状態を持続させることにより麻痺を起こさせ、死亡するという効果が得られます。

 

虫よりも体の大きな人間には害はないと思われていましたが、1980年代以降に使用されている有機リン系やネオニコチノイド系の農薬の散布され始めてからは、近隣住民の神経系の異常を訴える乳幼児が増え問題になりました。

 

2000年頃、農薬の影響によりパーキンソン病の発症率が上がることが発表され、実際に日本でも約13万人ものパーキンソン病患者を生むこととなってしまったのです。

 

さらに、アメリカのハーバード大学の研究で、尿に含まれる有機リン系農薬の代謝物が平均よりも多い子供は、ADHD(注意欠如・多動性障害)になりやすいことも分かっています。

 

また、EFSA(欧州食品安全機関)によると、ネオニコチノイドも神経の発達と機能に悪影響を与えるとされており、アルツハイマーやパーキンソン病、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)など、子どもたちの発達障害にも大きく影響していると発表しました。

 

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他にも様々なリスクが

農薬には様々な種類があり様々な効果がある分、様々な健康被害も指摘されています。

大きく分けて以下の表にまとめてみました。

 

 

様々な環境に対応できるよう、様々な農薬が作られておりそれにより悪影響も多岐にわたります。

 

グリホサートの散布量は年々増えている

グリホサートは枯葉剤(除草剤)なのですが、発がん性があることが分かっています。

最近は遺伝子組み換え食品を避ける傾向にありますが、その理由の一つとして枯葉剤への耐性に関係します。

 

一例としてよく大豆やトウモロコシなどが挙げられますが、通常枯葉剤を散布する場合は作物に直接塗布することを避けるので、必然的に散布量も減ります。

 

しかし、遺伝子組み換えにより大豆やトウモロコシは枯葉剤への耐性があるため、直接塗布されても一切の影響を受けず、畑中に全面散布し効率を上げることが出来るのです。

そのため、枯葉剤の使用量は10年間で20~30倍にまでになってしまうという予想まで出ているのです。

 

【重曹で残留農薬を除去出来るのか!?その方法と効果をご紹介】

 

農薬によりミツバチが死滅!?

世界中で採取されたハチミツを調査したところ、サンプルの75%からネオニコチノイド系化学物質の痕跡が見つかったという報告があがっています。

 

科学者によると、『人間向けの食品に許可されている最大使用量の基準を大きく下回る』と話しているが、ミツバチにとっては十分影響が出るほどの量でした。

 

1990年代には、ヨーロッパ諸国でミツバチの大量死や減少が報告されるようになり、現在では米国・カナダ・中南米・インド・中国・日本などにも広がっています。

 

『ミツバチが地球上から姿を消した場合、人類はわずか4年しか生存できなくなる。
蜂蜜はなくなり、受粉はなく、食物も動物も人類もいなくなる…』

と、自身の著書『蜜蜂の生活』で語ったのは、ベルギーの詩人・劇作家のモーリス・メーテルリンク(wikipedia)です。

 

農薬により地球上の全ての動植物に悪影響が出てしまうことを恐れ、AIを搭載した人工ミツバチを使用した栽培方法など考えている科学者もいるようで、Netflixでそのような内容のドラマも放送されているようです。

 

 

 

まとめ

過去には大きな被害を出していた農薬。

最近は改善されたとはいえまだまだ散布されているのが実情です。

 

農薬からご家族を守るために、このようなページも作成いたしましたのでぜひご覧ください(^-^)

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