みなさんはクエン酸と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか?
レモンや梅干しのように酸っぱいイメージや、漠然と疲労回復にいいなどでしょう。
ここではクエン酸の効果や飲み方、注意点などをご紹介し、よりクエン酸のことを知っていただき皆さんの生活に活用していただければと思います。
クエン酸とは
クエン酸とは有機酸の一種です。
レモンや柑橘系に多く含まれ、もちろん梅干しもクエン酸が多く含まれる食品です。
食品のすっぱいものはほぼクエン酸と言っても過言ではないのです。
ちなみに、一例としてクエン酸が多く含まれるものとしては以下になります。
レモン 一個 2~4g
梅干し 一粒 0.3~0.4g
グレープフルーツ 一個 2~3g
黒酢 100ml 4~6g
文字を見ただけで酸っぱさを感じ唾液が分泌されるものばかりですね(^^;)
クエン酸の効果とは
クエン酸は疲れたとき効果的なものとして知られていますが、その他どのような効果があるのでしょう。
実はクエン酸には、美容や健康など身体にとってとてもいい効果が期待されています。
疲労回復
現代人はストレスや過食や過労などによりからだが酸性に傾いてしまっています。
クエン酸は体内ではアルカリ性に変わるのですが、クエン酸の効果により体を弱アルカリ性に近づけてくれることにより疲労回復してくれます。
更に、乳酸が溜まるのを防いでくれる効果もあります。
美容効果、老化防止
クエン酸にはカルシウムや鉄分など、体に吸収されにくいミネラル分を吸収しやすい形に変えてくれる働きがあります。
さらに、入浴剤で使ったりクエン酸を使ってピーリングを行う美容法もあるようです。
クエン酸は弱酸性なので、肌の表面を溶かし皮膚の代謝を高め、皮膚の表面を綺麗にしてくれるのです。
熱中症予防
熱中症は体内の水分やえんぶんのバランスが崩れてしまい、体の調節がうまく働かなくなることで起こりますが、ミネラルとクエン酸を水分と一緒に摂取することによりクエン酸がミネラルを吸収しやすくなるのです。
食中毒予防
クエン酸には殺菌効果があるため、お弁当などの腐敗を防いでくれます。
昔からある日の丸弁当もこのような知恵から出来たのでしょう(^-^)
クエン酸の効果
血流改善(血液サラサラ)
医療現場で使われる輸血用血液には凝固を防ぐためにクエン酸ナトリウムが含まれています。
クエン酸ナトリウムの効果により、血小板が必要以上に集まってしまうことを防いでくれ、その効果により血栓の予防にも繋がり血液がサラサラになるのです。
摂取する際の注意点
一日の摂取量には制限があり、一般的な生活では1~2gで十分です。
大量に摂取された場合でも効果は得られません。
クエン酸は多少酸性度が高く歯が溶けてしまう恐れもあるため、摂取されたら必ずうがいや歯磨きをおこなってください。
飲み方
ジュースのようにして飲んでいらっしゃる方や、シンプルに飲まれている方などもいらっしゃいます。
相性のいいものとしては、はちみつやリンゴ、柑橘系のしぼり汁などを使っている方も多いようです。
僕のおすすめは重曹です!
水(100~200ml)とクエン酸(1g)と重曹(1.5g)を混ぜることによって炭酸水が出来上がります。
クエン酸と重曹の効果により体をアルカリ性に傾けてくれ、体の炎症を抑えてくれる効果があります。
現代人はストレスや過食、運動不足により身体が酸性に傾いていて、さまざまな疾患は酸性の体から生まれると言われています。
体を弱アルカリ性にすることにより、さまざまな臓器や血液などを浄化してくれるのです。
まとめ
クエン酸の効果はお分かりいただけましたでしょうか?
さまざまな効果をもたらしてくれるクエン酸を毎日の日課にしてみてはいかがでしょうか。
価格も安いので、ぜひ取り入れてみてください。