皆さんはフッ素と聞くと何を思い浮かべますか?
大体の方は歯磨き粉に入っているもので、虫歯を予防してくれるものだと思っているはず。
しかし、元々毒物だったとしたらどうでしょう。
毎日、3回は口に入れるものが毒の可能性があるものだとしたら怖くありませんか?
こちらのページでは、フッ素の実態と身体への影響などをまとめてみました。
フッ素とは
(写真は蛍石。主成分はフッ化カルシウム CaF2 )
フッ素とは、身の周りに溢れている元素で、自然界には多く存在し【土・木・水・野菜・果物】などにも含まれています。
フッ素単体では存在しないため『フッ素化合物(フッ化物)』として様々な物質と結びついて存在しているのですが、過剰摂取により身体に様々な影響があることが分かっています。
フッ素の怖いところは浸透性が非常に強いところで、ゴム手袋は容易に貫通し皮膚や筋肉を通り抜けて骨まで軽々到達してしまうところです。
そして、骨中のリン酸カルシウムと反応して炎症を起こし疼痛を起こすのです。
さらに、血中のカルシウムイオンもフッ化し、カルシウムが急速に消費されることにより、低カルシウム血症に陥ることもあります。
フッ素の歴史と危険性
フッ素をわざわざ私たちの生活に取り入れる必要はあるのでしょうか?
知らず知らずのうちに体内に取り込まれ、徐々に身体を蝕んでいくフッ素。
あらためてその経緯と危険性を調べていきます。
研究者が研究中に死亡
19世紀、ヨーロッパにてフッ素の研究者が相次いで死亡や中毒により重傷を負ったりしている歴史があります。
アメリカで虫歯の少ない地域を発見
アメリカのコロラド州の小さな町に、ある歯科医師が訪れたところ、その歯科医師はその地域に住む住民の歯に茶色の斑点が出ていることに気がつきました。
その地域の住民は虫歯が少ないこともあり原因を調べると、その地域の水源には高濃度のフッ素が含まれていることを突き止めました。
その後、研究が進み水道事業者との話し合いにより、低濃度のフッ素を使用することにより虫歯予防として水源を利用することとなりました。
ナチスが水道水に混入させる
フッ素を初めて水道水に導入したのはナチスです。
フッ素を利用した目的としては、フッ素の中毒性に目をつけたからです。
フッ素には、【精神障害・判断力の低下】など脳への影響があり、捕虜のコントロールをしやすくするために混入させたと言われています。
アメリカでは、全人口の約70%の公用水道水にフッ素化合物が添加されています。
日本でも水道水にフッ素が
過去に日本でも水道水にフッ化物を添加された地域がありました。
京都市山科地区で1952年以降13年間入れられており、1987年には三重県朝日町で3年半実施されました。
沖縄本島では1957年から1972年まで広範囲で実施されており、50万人以上の方が給水を受けていたとされています。
濃度が薄かったためか特に目立った中毒症状は発症していなかったという研究結果も出ているようですが、今となっては分かりません。
フッ素はフライパンにも
テフロン加工とは、フッ素樹脂加工のことでアメリカのデュポン社によって商標登録されているもののことをいいます。
他にフッ素樹脂加工が施されている商品としては、ダイヤモンドコーティングやマーブルコート、ノンスティック効果などがあります。
なぜフッ素樹脂加工がそこまで危険なのかというと、製造過程で発生するPFOAという物質に有害性が認められたためです。
妊娠していた従業員の2人の子供に奇形児が生まれたり、工業廃水によりどんな土壌や河川の汚染が始まり農場の家畜が奇怪な行動をし死亡するなどし、デュポン社は3,500件以上の訴訟を起こされたのです。
PFOAの有害性の具体的内容は、【ガン・肝臓疾患・先天性発達障害・甲状腺疾患】など、多岐にわたります。
テフロンやPFOAは体外に排出することが出来ないと言われていて、肝臓や腎臓など体に溜まり続けてしまいます。
ステンレス多重構造や鉄製の調理器具を利用していただくことをおすすめします。
松果体の働きと影響は?
松果体とは脳に存在する内分泌器で、体内時計(サーカディアンリズム・概日リズム)を調節しています。
松果体はフッ素とどのような関係があるのでしょう?
松果体の働き
松果体は人間の脳の中央部分にあり、睡眠に必要不可欠なセロトニンとメラトニンを分泌してくれています。
人間は体内時計が備わっていて、松果体のセロトニンとメラトニンを分泌させる働きによって心身のバランスを保っています。
松果体が石灰化すると認知症に
松果体は人体の中で腎臓に次いで膨大な量の血流を受けていて、フッ化物は体のどの部分よりも松果体に蓄積されることが分かっています。
フッ化物の蓄積はリン酸カルシウムの結晶を形成してしまい、松果体の周囲を覆うように硬い殻が出来てしまうのです。
これを【松果体の石灰化】と呼んでいます。
石灰化が進むとメラトニンの生成を低下させ、体内時計を狂わせてしまうことになるのです。
さらに、認知症を発症している患者の脳を見てみると、松果体の石灰化が多くみられ、フッ素は認知症と大きく関係している可能性が高いことも分かってきています。
フッ素を過剰摂取しないために
フッ素は自然界に多く存在し、フッ素を完全に除去することは不可能ですが、極力減らすことは可能です。
一番簡単な方法は、口から入るものを制限することです。
まずは歯磨き粉やフライパンを変えましょう。
歯磨き粉はフッ素が配合されていないものに変更することをおすすめします。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています(^-^)
【身体にやさしいフッ素不使用の歯磨き粉をご紹介!家族の健康を守ろう】
フライパンはステンレス製か鉄で出来たフライパンを利用しましょう。
フッ素樹脂加工されたフライパンは、360℃を超えたあたりから有毒ガスが発生します。
フライ返しなどで調理する際にもフッ素加工が剥がれ、そのまま食材と一緒に体内にということもあり得ます。
ステンレス製や鉄製のフライパンは、使い始めは焦げ付きや手入れが大変だったりしますが、使い込んでいくと焦げ付きや張り付きなどもなくなり、逆に買い替えることも無くなるので家計にやさしいのです。
フライパンの選び方に関してはこちらの記事を参考にしてください。
【健康は調理器具から!有害物質を出さないフライパンや鍋をご紹介】
あとは、日本でもそうですが海外で水道水を飲むとフッ素が入っている可能性が高まるので、ミネラルウォーターで水分補給をするようにしましょう。
最後に
フッ素は、様々な影響を私たちの体や脳へ与えます。
普段の生活で知らず知らずのうちに摂取している可能性もあり、妊娠中の方などもこれから生まれてくる命にも少なからず影響があるかもしれないことも事実。
未来を守るために今すぐにでも見直す価値はあると思います。