皆さんは最近、調理器具を買い換えましたか?
その調理器具、有害物質を出していませんか?
毎日使い、家族の口に入れるものを調理するわけですから安全なものに越したことはありませんよね!
フッ素に関するページでご紹介いたしましたが、日々の調理や食事で体に蓄積されている可能性のある有害物質を防ぐために、どのような調理器具を使えばいいのでしょう。
こちらのページでは、より安心して調理していただけるような商品を具体的にご紹介いたします(‘ω’)ノ
避けるべき表記のある調理器具
数ある中から調理器具を探す場合、まずは避けるべき点を覚えておかないといけません。
どのような表記のもの、どうして危険なのか上げていきましょう。
アルミ製フライパン
アルミニウムは99%は体外へ排出されるのですが、残りの1%が体内に残り脳への影響(アルツハイマーやパーキンソン病)があるともないともいわれています。
さらに、腎臓や肝臓にも影響があるともいわれていて、研究ではグレーなところもあり現段階では使わない方が賢明でしょう。
アルミは身近なところでも摂取していて、ベーキングパウダーや海藻、魚介類などにも含まれています。
摂取量を減らすためにもアルミ製フライパンは避けた方がいいようです。
フッ素加工(テフロン加工)
テフロン加工とは、アメリカのデュポン社の商標で、一般的には『フッ素樹脂加工』といわれます。
フッ素樹脂と金属を密着させるためにPFOAという助材を利用しているのですが、この材料がガンを発症させたり胎児への悪影響をあたえることもわかっており、過去には未熟児や奇形児なども生まれアメリカで訴訟問題が起こっています。
さらに、環境汚染を起こすこともわかっていて、デュポン社から出る工業廃水により近くの河川が汚染され、その水を飲んだ家畜の牛が奇怪な行動をとるようになり、その後280頭もの牛が死亡するという事例もありました。
この牛を解剖したところ、内臓が鮮やかな緑色をしていたという記録も残っています。
240℃以上の加熱で有害物質が溶け出し、360℃以上で有毒ガスも発生すると言われているので、調理方法や使用法によっては人体に影響があります。
フッ素の危険性に関してはこちらで紹介しています
マーブルコート
マーブルコートは、フッ素樹脂とマーブル(大理石)の粉を混ぜてコーティング剤として使用しているものです。
フッ素加工を施されているので、やはり危険性を含んでいます。
ダイヤモンドコート
ダイヤモンドコートは、フッ素樹脂と人工(合成)ダイヤモンドの粉を混ぜてコーティング剤として使用しているものです。
やはりフッ素樹脂加工なのでこちらも避けた方がいいでしょう。
おすすめの調理器具
安心・安全な調理器具をご紹介いたします。
僕のおすすめは、PTFEとPFOAフリーの【鉄製フライパン】【ステンレス多層構造鍋】【セラミック加工鍋】です!
具体的にご紹介していきます。
鉄製フライパン
鉄製フライパンは、正直言って使い始めは手入れが大変で、よくこびりつきます。
ただ、使い続けていくうちに油が染み込みこびりつかなくなり、どんなフライパンよりも使いやすくなるのです。
価格的には少々高めですが、手入れによっては一生使えると考えると安い買い物だと思います。
窒化加工フライパンで、油馴染みがよく錆びにくくお手入れが簡単!
ちなみに窒化加工とは、航空機や自動車の部品などにも採用されている表面加工処理で、強度は通常の鉄フライパンの5倍!
もちろん人体にも安全です。
価格もそこまで高くはなく、IH対応の商品。
通常の調理より1.5倍の鉄分を摂取することができるので、貧血予防にもおすすめです。
使い込んでいくことで焦げ付きやこびりつきも防げ、厚みがあるため温度のムラも少なく温度の急激な低下も防げるため、食材をふんわり美味しく調理することができます。
長期間利用できるため重宝する一品です!
こちらもIH対応、使い始めの空焼きは必要なく、すぐに使い始めることができます。
特殊熱処理をした窒化鉄層と酸化鉄層のおかげで錆びつにくく、保管もしやすいフライパンです。
傷にも強く、通常の鉄板の5倍の強度を誇るため、どのような調理にも向いていると言えるでしょう。
【 turk社 】は、ドイツの熟練鍛冶職人『アルバート=カール・ターク』が1857年に設立し、150年間変わらない製法を守り続けているメーカー。
一枚の鉄板から作られているため継ぎ目もなく本当にシンプルな作りになっていますが、そのシンプルさの中にも150年間引き継がれた職人の拘りが詰まっています。
IH対応で油馴染みもよく、熱伝導率がいいため保温性に富み、食材の持ち味を充分に引き出してくれるフライパンです。
一生使えるフライパンとしていかがでしょう。
ビタクラフト スーパー鉄 炒め鍋 ウォックパン 28cm
ビタクラフト独自の『窒化4層加工』によって錆びにくく強度が上がり、更に表面の細かな凹凸に油が吸収されこびりつきや焦げ付きを防止してくれます。
取っ手は熱くならないため素手で使用できます。
Made in Japanでデザインもよく、割とお手頃価格にもなっています。
もちろんIH対応です。
ステンレス多層構造鍋
ステンレス多層構造鍋は、熱しやすく冷めにくい性質を持っており、ステンレスなので溶け出すこともないのです。
ビタクラフトの製品は、多層構造鍋とはアルミニウム合金の層をステンレスで包み、アルミの特徴の『熱しやすくて冷めやすい』という点と、ステンレスの特徴の『熱しにくく冷めにくい』という点の長所をうまく融合させて造られた鍋です。
全面多層構造のため、側面にも効率よく熱が伝導されます。もちろんIH対応です。
セラミック加工鍋
セラミックは陶磁器の一種ですが、高温処理を施し焼き固めた無機質の素材を使用したものです。
耐熱性に優れ、400度以上でも耐えるともいわれています。
焦げ付きにくく手入れがしやすく、最近は人気の商品です。
名前の通りMade in Japanで、愛知県瀬戸市で造られ伝統技術と現代のデザインを融合したスタイリッシュで機能性に優れた逸品。
もちろんIHに対応です。(非対応モデルもあり)
さいごに
いかがでしたでしょう?
お好みの調理器具は見つかりましたか?
いい調理器具はメンテナンスを怠ると錆びてしまい、丁寧に使用し定期メンテナンスを行えば一生ものとして使えます。
人間の身体も、丁寧に扱ってあげて日頃のメンテナンスを行うことにより酸化することなく健康でいられます(*’ω’*)
これを機に、ご自宅の調理器具を見直し、更にご自身の生活習慣やメンテナンスも見直してみてはいかがでしょう。